「勉強しなさい!」が不要な子の“家庭内習慣”

夏期講習の残務整理が終わらず、なかなかブログ更新できずにいます。

読者の皆さん、ほんと申し訳ありません。。。

 

 

8月の進研Vもぎの結果表が却ってきましたが、夏期講習で頑張った中3生たちが大きな成果を上げてきました!うれしいですねぇ~。

 

 

春先から偏差値5以上も上げた子が少なからずいて、己の誘惑に負けず闘い抜いた子は必ず結果を出してくることを証明してくれました。まだまだ闘いはこれからですが…。

 

 

ちうことで、今日もまともにブログを書く時間が取れないため、東洋経済オンラインの記事より取り上げたいと思います。

 

 

ちょっと長いですが、親御さんにとってためになる内容ですので、お時間あるかたは読了されてみて下さい↓

 

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「勉強しなさい!」が不要な子の“家庭内習慣”

8/31(木) 8:00配信

東洋経済オンライン

親から勉強しなさいと言われたら、子どもは、反発してしまうとよくいわれます。私もそう思い、何も言わずに様子を見ていたら、子どもはますますゲームやスマホの時間が増え、勉強しなくなりました。それでも、勉強しなさいと言わず放っておいたほうがよいのでしょうか。本当にどうすればいいか悩んでいます。中学2年生の男の子です。よろしくお願いいたします。(仮名:山村さん)

 

 

■「勉強しなさい!」と言っちゃダメ?

 

 

世の中ではよくこう言われています。

「『勉強しなさい!』と言わないようにしてください」

 

 

私も、30年前から同様のことを語ってきました。事実、勉強ができる子は、家庭内でほとんど勉強しなさいと言われたことがないケースが少なくないのです。しかし、そのような話を聞くと、「それは、勉強をする子だから、勉強しなさいという必要がないのだ」と思われるかもしれません。確かに、そうした面もあるでしょう。世の中にはさまざまなタイプの子がいますから。しかし、次のような場合はどう考えたらよいでしょうか。

 

 

「今まで勉強しなさいと言ってきたママさんに、それを言うのをやめてもらったら、子どもが勉強するようになった」

 

 

これまで3500人以上の保護者とお会いしてきた中で、このようなケースがたくさんあったのです。つまり、勉強しなさいという言葉をやめたことで子どもが勉強するようになったケースも多数、確かにあるのです。

 

 

これは何も筆者だけの経験ではなく、教育に携わっている人の書籍を読むと、同じようなことが書いてあります。実際、世の中では、「『勉強しなさい!』と言わないようにしてください」ということはよく言われます。

 

 

しかし、実は、単純に「勉強しなさい」という言葉を発しないようにしても、必ず勉強するようになるとは限りません。その理由として、重大なあることが隠されており、その点については一般に語られないため、山村さんのように何かしっくりとこないということになるのですね。

 

 

では、知られていない事実とはいったい何か。それは、勉強しなさいと言わなくても勉強する子は、少なくとも2つの前提条件が満たされているということなのです。

 

 

前提条件その1:「小さい頃から勉強に対して強いネガティブな印象を持たせていない」

 

 

人はいつから、勉強に対してネガティブな感情を持つようになるのでしょうか。多くの日本人に「勉強が好きか嫌いか」と問えば、「嫌い」と即答する人が数限りなくいます。事実、私は講演会に参加されている保護者の方によく尋ねますが、「嫌い」のほうに手を挙げる方が圧倒的です。「嫌い」であっても勉強ができるという人もいます。しかし、その嫌いな程度がひどく、親が勉強に対して強いネガティブな感情を持つと、概して子どもはポジティブな感情を持つようにはなりません。 

 

 

小学生になると学校でテストがあり、点数がつきます。そして成績表なるものが登場し、人によっては中学受験をする場合、偏差値が登場し、序列化が行われます。中学受験しなくても、公立中学に進学すると、学校で成績表が5段階評価として登場し、高校受験のためにやはり序列化が始まります。高校ではさらにそれが加速します。勉強の世界では、偏差値という価値基準で選別されます。すると子どもの中には、その偏差値の尺度が、自分の存在価値とイコールであると錯覚を起こすケースが出てくるのです。これが子どもの自信喪失の原因の一つとなっていることは言うまでもないことでしょう。

 

 

このような序列化がついてまわる勉強を、積極的にとらえられるはずがありませんね。さらに追い打ちをかけるように、勉強自体を面白く思えません(本当はそうとは限らず、内容や学び方次第で面白く、興味関心が出るものであるのですが)。ですから「勉強したい」などとは夢にも思わず、「勉強はしなければならないこと」となっていきます。すると、自分に“正直な”子は、やりたくない勉強に心が向かいません。さらに親が「勉強は面白くないもの」「勉強はしなければならないもの」と考えていると、普段の何げない言動にそれが表れてしまいます。

 

 

■勉強するような環境が家庭内にあるか?

 

 

しかし、勉強をネガティブなものとしてとらえていない人もいるのです。勉強ができるからポジティブな人もいるでしょうが、それとは関係なく、そもそも勉強に対してネガティブ感情が出ない、出ないようにしている人がいるのです。

 

 

前提条件その2:「子どもが勉強する際に、家庭内にそれを阻害する要因がない」

 

 

つまり、勉強するような環境が家庭内にあるのかどうかということです。たとえば、子どもが勉強する場面で、テレビがついていたり、周りに遊び道具がたくさんあったり、家庭内がうるさい状況の中では、到底、勉強モードに入ることなどできません。どのような環境にあるのかは、重要な背景なのです。

 

 

いま一度、家庭内が勉強モードに入れる環境であるのか、検討してみる必要があるでしょう。山村さんのお子さんの場合は、ゲームやスマホの時間が増えているようですね。身の回りにそれらがあり、簡単にできる状況にあるということだと思います。勉強とゲームやスマホであれば、後者を取るに決まっていますよね。これを阻害要因といいます。ゲームやスマホ自体が悪いのではなく、それが勉強をする際には、阻害要因になっているという意味です。ですから工夫が必要になります。 

 

 

以上のように、2つの前提条件、「小さい頃から勉強に対して強いネガティブな印象を持たせていない」「子どもが勉強する際に、家庭内に勉強することを阻害する要因がない」が少なくともクリアされていなければ、いくら、「勉強しなさい」と言わないようにしても勉強するようにはなりません。

 

 

■それぞれの対策

 

 

では、山村さんの場合、どうすればいいでしょうか。2つの前提条件が満たされていないことを前提に、それぞれの対策についてお話しします。

 

 

前提条件その1について

 

 

親の勉強に関する強いネガティブな気持ちはそう簡単に消せないので、あえて消しません。また子どもがネガティブ感情を持っていても、それもあえて消しません。消そうと思えば思うほど、そのことに執着するので消えにくくなります。その代わり、子どもの興味関心がある分野を徹底してやらせ、追求させるという方法を取ります。たとえば漢字が好きなら徹底して漢字をやるといったことです。

 

 

好きなことだけをやらせるというのは、極端でリスキーなことにも見えますが、本当に勉強のできる子はこの方法で勉強のきっかけをつくっている場合が多いのです。つまり“一点集中突破”という方法です。いろいろと“まんべんなく”はやりません。先ほど漢字の例を挙げましたが、科目であれば比較的好きな科目だけやります。それを徹底するのです。すると他の教科についても、タイムラグはありますが、じわじわ効果が上がっていきます。ひとつのことで自信がつくと、関心の輪、影響の輪が広がる可能性が高いのです。

 

 

前提条件その2について

 

 

これは簡単です。親御さんが意識して、阻害要因をなくせばいいのです。または、時間帯を設定して、ある時間帯だけは、勉強モードになる環境をつくればいいのです。もし、どうしても家でそれができなければ、図書館の自習室などを使う方法もあります。本気で環境を整えようと思えば、工夫はいくらでもできるものです。

 

 

このようにして2つの前提条件を整えてから、「勉強しなさい!」と言うのを徐々に減らしていってみてください。

 

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私も長年、同じことを言い続けています。

「お子さんに “勉強しろ!”と言わないで下さいっ!!! 」と。

 

 

そして、おもしろいことに「勉強しろっ!」とお子さんに叫び続けてる親御さんのお子さんほど、見事に成績が悪いです(笑)

 

 

成績の良い子の親御さんに共通しているのは、お子さんに「勉強しろ!」なんて一言も言ってない点ですね。

 

 

この差が何なのか…そこは、親御さんの考えどころであり、親御さん自身が試されているとお考え下さい。

 

 

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