娘が年頃になったら伝えたい10のこと③ ~自由を得るためには、それなりの不自由を乗り越えさせるべき~

12日と15日のブログでご紹介したイラストレーターであり法廷画家でもある榎本よしたかさんの漫画「娘が年頃になったら伝えたい10のこと」、今日は第3回のご紹介です(次回でようやくラスト、完結できます笑)。

 

 

ここまでの2回分以上に、核心を突いてきます。人間の真理ですね。 

読者の皆さんもぜひご覧下さい↓

 

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<その8>の「自分がどうしたいか、心に深く問うてください」は、多数派が有利である社会情勢というか、波風を立てたくない、仲間外れになりたくない、みんながそうなら正しいんじゃないか…という少し後ろめたい背景や理由が潜んでいる気がします。

 

 

しかし、インターネットが登場し、SNSが台頭してきたことで、以前よりはこの図式が少しずつ崩れてきた感もあります。

 

 

大メディアの主張や報道が正しくないとバレてきたこと、世論操作の露骨さが表面化してきたこと、そして、ブログという「個」が発信できるメッセージと自己表現の場が構築されてきたことで、人々が何が真実かを見抜き、世の中に声を挙げることができるようになったことで「個」が成長し、大きなムーブメントが出てくるようになりましたしね。

 

 

その中で、多数派に埋もれていただけの少数派の個性が、輝きを放ち、きらめいてきたのは間違いないと思います。これからは、ますます「個」の時代が隆盛となっていくでしょうし、国会の審議とか見ていると、相変わらず政党の多数決による強行採決をしている始末で、明らかに制度疲労を起こしてきているのも感じます。

 

 

なので、人間は孤独な生き物だと思いますが、決して「ひとり」ではないんです。

自分がやりたいと思うことが少数派に属しても、貫ける時代になってきたことは、本当に良い時代だなと感じています。次の世代を担う子どもたちにぜひ伝えたいですね。

 

 

<その9>について、「新しく始めるとき、反対する誰かが必ず現れます」は、まさにその通りだと思います。政治の世界でも露骨な既得権益を守ろうとする方を見ていると、なんだかなーと思ってしまいます。

 

 

でも、ある意味、核心も突いているんですよね。

新しい風穴を開けようとする中で露骨に反対する方というのもまた、自身が成功して今の立場に至るまでに、そこまでの既得権益を守ろうとする方々の中で、もがいて勝ち取ったわけでしょうから。

 

 

自身が大変な思いをして築いてきたモノをよそ者に壊されたくないと思うのは自然な考えかもしれません。良く言うなら「若いモンには、まだまだ負けんぞ!」だと思います。

 

 

なので、反対する方々にも当然それなりの背景事情があるわけです。

 

 

それでも、時代は移り変わっていくわけで、その中では古い価値観や維持は確実に時代に取り残され、最後は競争力や生産性の低下を招きます。反対する側は絶対に気づけないことかもしれませんが。

 

 

「その反対の声を上げる人が~聞く耳を持つ必要はありません」というのは、反対する側の方でも、感情論ではなく発展的な理由での反対という方もいるからです。そういった意見は、受け止めた方が己の成長にもつながります

 

 

自身の既得権益の主張しかしない方の反対はスルーしてよろしいのではないかと。

その上で、自身のやりたいことや信念を貫くことができれば、きっと望ましい結果につながるのでは…と私は思います。

 

 

賛成派だけを周りに固めておくと、正直ダメになると思います。

イエスマンだけの集団は、間違いなく成長しません。塾みたいなちっぽけな零細企業やってるだけでも、それは感じます(笑)

 

 

<その10>の「社会通念や常識と呼ばれるものを、一度は疑ってみてください」ですが、普段からそういった問題を考える子とそうでない子の意識差や感性は、高校生になる頃までに格段の人間性のバランスの差がついてきますよね。20年間この仕事をやってても、間違いなくそれは痛感しています。

 

 

もちろん、親の在り方や子どものしつけの仕方も、色々変わりました。

はっきり言ってしまって申し訳ないですが、確実に悪い方に…。

 

 

今は子どもが小学校卒業の時点で、70%の親御さんが子どもにスマホを与えてしまう…。

そのせいで、子どもがスマホ依存症に陥り、四六時中ゲームゲームで自制が利かなくなって学力も低下するだけでなく、娯楽脳に浸かってしまって、世の中の流れに対しての疑問や好奇心が湧いてこなくなってしまったというのが、本当のところだと思います。

 

 

スマホを子どもに売りまくる、子どもの市場にどんどん進出する経済優先主義のこのやり方では、確実に貧しい「心」の子どもたちが続出し、他人の「心」の痛みが分からない若者ばかりが生産されていく…私は、そこに大きな危機感を感じています。

 

 

確かに、人間は自由であるべきです。自由に生きていいはずです。

ただ、真の自由を理解していない者が「自由だから何でもやっていいんだ!」と我が物顔で振舞うのは、明らかに違うと思いますし、子どもにその理解を求めるのはムリです。やはり親がしっかりするしかないんです。

 

 

自由を得るためには、それなりの不自由を乗り越え、自由な環境を勝ち取るしかないのではないでしょうか。そして、そのことを、私たち大人が毅然と子どもに教えるべきかと。

 

 

このシリーズも、残すところあと1回です。

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